Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
がいこつとうのだいぼうけん
骸骨島の大冒険
山本 周五郎
Lesen Sie 骸骨島の大冒険 (がいこつとうのだいぼうけん) von 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 16.922 Zeichen · 35 Bildschirme
呟いて、猶も身を忍ばせていると、川崎あたりへきたころ、自動車は海岸の方へはいった。道が悪いので車は大波に揉まれるように揺れる。ふり落されまいと必死になって噛りついている内に、いつか倉庫のような、赤煉瓦建の大きな家の前にきて自動車は止まった。
「ははあ、ここがやつらの巣窟だな」
そう思って壮太が跳びおりる、とたんに壮太のうしろから、破鉄のような声で喚く者があった。
「手をあげろ! 動くとぶっ放すぞ※(感嘆符二つ、1-8-75)」
壮太は吃驚して跳びあがった。振り向いて見るといつの間にきたか、五人の荒くれ男共が、拳銃を持って立っていた。彼等は、赤煉瓦の家の庭へ自動車が入った時、門のところにいたので、壮太をみつけてしまったのだ。
「野郎、あじな真似をやりやがったな、だがなアそんなことで己様たちの隠家へ忍びこめると思うとあてが違うぞ」
別の悪漢がそう云ってせせら笑った。とたんに壮太の体が逆に伸びた、と見るといつもご自慢の拳骨が、一番頑丈らしい悪漢の顎を突上げた。
「うーむ」と呻いて反ざまに気絶する奴。
「それ! やっちまえ※(感嘆符二つ、1-8-75)」と云って跳びかかってくる残りの悪漢、