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Japanische Klassiker mit Furigana

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かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ

魯山人書論

北大路 魯山人

Lesen Sie 魯山人書論 (かんしょうりょくなくしてしゅうじするなかれ) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.639 Zeichen · 175 Bildschirme

Aozora Bunko

私どもは画が好きですから、字や画を見る度にそう思うのであります。帝展などに行きますと、悪口をいうのですが、陳列画の一々皆芸術家という人の描いたものでありますが、真に芸術的なものはまずないといってもいいのであります。芸術という的の中には這入っていても、金的まではなかなかいっていない。芸術的とは名ばかりで、わずかに「的」の外辺にいるに過ぎないのであります。従って立派な芸術にはなっていないのであります。「術」の字を冠するに足る画は、極く極く少数に過ぎないのであります。仮りにここに職工的な画の的があったとします。それはどこまで命中しても、金的の中にまで入っても、芸術と称する訳にはならない。もともと精神的でないからであります。理知的な、利己的な仕事であって、「術」という冠がつかない。すなわち職工的であって、どうしても「術」のつかないものでありますが、これが一度精神的になって技神に入る、いわゆる入神の技ということになりますと、ここに立派な芸術品が自ずから生まれて来る。芸術を生むということは、結局、俗念と離れての仕事であって、むつかしい人間仕事として、普通には出来難い事には違いありません。