Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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とりなくあさのちいこちゃん

鳥鳴く朝のちい子ちゃん

小川 未明

Lesen Sie 鳥鳴く朝のちい子ちゃん (とりなくあさのちいこちゃん) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.583 Zeichen · 8 Bildschirme

Aozora Bunko

ちい子ちゃんは、床の中で目をさましました。うぐいすの鳴き声が、きこえてきました。

「おや、ラジオかしら。」

このごろ、いつもお休み日の朝には、小鳥の鳴き声が放送されたからです。しかし、その声は、お隣の庭の方からきこえてくるような気がしました。あちらには、梅林があるし、木立もたくさんしげっていますから、どこからかうぐいすが飛んできて鳴いているのでないかとも、思われました。

「お母さん、あれラジオのうぐいすなの。」と、ちい子ちゃんは、聞きました。

とっくに起きて、家の中で働いていらした、お母さんは、

「ほんとうのうぐいすですよ。花が咲いているから、飛んできたのです。さあ、あんたも早く起きて、お顔を洗いなさい。いいお天気ですよ。」と、おっしゃいました。

「ああ、そうだ。日曜学校へいって、先生からお話を聞いて、それから、とみ子さんや、まさ子さんといっしょに遊ぶ、お約束がしてあったのだ。」と、思い出すと、ちい子ちゃんは、すぐに床から出ました。

空は、緑色にすみわたっていました。朝日がさして、木々の葉はいきいきとかがやいて、いい気持ちであります。

ちい子ちゃんは、ご飯をいただいてから、お机の前でまごまごしていました。