Clásicos japoneses con furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lee 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 159.974 caracteres · 317 pantallas
友「じゃアお相手致しましょうか」
と素(もと)より好きだから紀伊國屋は心嬉しく、
阿「あれさ黒はいかぬ、白を持ちな」
友「どう致しまして」
阿「手前(てまい)は白を持ったことはない、お前は上手らしいから私(わし)は黒が宜い」
友「じゃア参りましょう」
とパチリ/\と根が好だから夢中になって二番ばかり打ちますと、阿部はばた/\と負けた。
蟠「どうしたの」
阿「へえ何(ど)うも紀伊國屋強うございます」
蟠「勝(かっ)たか」
友「阿部様はほんの飴(あめ)でしょう」
阿「なか/\飴でない」
蟠「どうして阿部はとてもいかぬ、へぼだ、へぼで飴を食わせることは出来ぬ」
阿「じゃア斯(こ)うしましょう、張合(はりあい)になりませんから負けたら大きいもので一杯グーッと飲んではどうでしょう」
蟠「狡(ずる)い事を考えるな、阿部は自分が酒が飲みたいものだから」
阿「そうでない、さア遣りましょう」
蟠「これ/\友之助、阿部はむかっ腹を立てゝ面白いから一両ばかり賭(か)けて遣りなさい、慾張って居(お)るから取られると額(ひたえ)へ筋を出して面白いから、阿部、紀伊國屋と一両賭けて賭碁(かけご)は何(ど)うだ」