Clásicos japoneses con furigana
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いたずらこぞうにっき
いたずら小僧日記
佐々木 邦
Lee いたずら小僧日記 (いたずらこぞうにっき) de 佐々木 邦 (ささきくに) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 63.226 caracteres · 128 pantallas
「左様ですか、幾度も持って行きましたか」
と今度は度数まで訊く。能く訊きたがる奴だ。一体牧師は教える役じゃないか。
「ええ毎日のように持って行きますよ」
と乃公は嘘を吐いてやった。
「それじゃ其先生という方は毎晩遊びに参りますか」
と牧師は未だ訊いている。
「ええ毎晩来ますとも。彼の人が来るものだから、姉さんは此頃教会へ出ないんですよ」
と今度は少し真実の事を言ってやった。そしたら牧師はドロップでも買い給えと言って乃公に五十銭銀貨をくれた。なかなか感心な野郎である。そして此れから家へ帰って説教の支度をしなければならぬ。日曜には姉さんと一緒に教会へ来たまえと云って、青い顔をして帰って行った。
忠公と六公と清が遊びに来た。雨が降って外へ出られないから、乃公達はお父さんの書斎で五目列べや挾み将棋をして音なしく遊んだ。終に清が財産差押ごっこをしようといい出した。財産差押ごっことは何んなごっこかと尋いたら、大変面白いと言う。それじゃやろうと言ったら、紙はあるかと聞く。
「半紙でもいいか」
「半紙で上等だ」
乃公はお父さんの机の引出を引張り出して探したが無い。すると清は郵便切手を見つけて、