Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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まんようしゅうか

万葉秀歌

斎藤 茂吉

Lee 万葉秀歌 (まんようしゅうか) de 斎藤 茂吉 (さいとうもきち) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 213.820 caracteres · 427 pantallas

Aozora Bunko

大体右の如く解したが、此歌は実は難解で種々の説がある。「北山に」は原文「向南山」である。南の方から北方にある山科の御陵の山を望んで「向南山」と云ったものであろう。「つらなる雲の」は原文「陣(陳)雲之」で旧訓タナビククモノであるが、古写本中ツラナルクモノと訓んだのもある。けれども古来ツラナルクモという用例は無いので、山田博士の如きも旧訓に従った。併しツラナルクモも可能訓と謂われるのなら、この方が型を破って却って深みを増して居る。次に「青雲」というのは青空・青天・蒼天などということで、雲というのはおかしいようだが、「青雲のたなびく日すら霖そぼ降る」(巻十六・三八八三)、「青雲のいでこ我妹子」(巻十四・三五一九)、「青雲の向伏すくにの」(巻十三・三三二九)等とあるから、晴れた蒼天をも青い雲と信じたものであろう。そこで、「北山に続く青空」のことを、「北山につらなる雲の青雲の」と云ったと解し得るのである。これから、星のことも月のことも、単に「物変星移幾度秋」の如きものでなく、現実の星、現実の月の移ったことを見ての詠歎と解している。

面倒な歌だが、右の如くに解して、自分は此歌を尊敬し愛誦している。