Clásicos japoneses con furigana
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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
Lee 先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選 (「やまとみんぞく」とはなんぞや) de 喜田 貞吉 (きたさだきち) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 195.063 caracteres · 389 pantallas
蒲または藁製の袋と莎草の袋とはその製作材料は違っているが、叺様に作る点においては同一であって、かつて莎草の供給の潤沢であった時には、もっぱらそれで作ったものであろう。その材料としては、蒲または藁よりも、莎草の方が確かに体裁もよく、また丈夫なものであるから、古くそれが用いられたに疑いはない。
なお漂泊民と莎草との関係を彷彿せしめるものに、自分は今物語の浄人の話を提供したい。今物語は藤原信実の著だとあって、鎌倉時代のものであるが、それにはこうある。
或蔵人の五位、月隈なかりける夜革堂へ参りけるに、いと美しげなる女房の、一人参りあひたりける。見捨て難く覚えけるまゝに、言ひ寄りて語らひければ、大方左様の道には協ひ難き身にてなんど、やう/\に言ひしろひけるを、なほ堪へ難く覚えて、帰りけるにつきて行きければ、一条河原になりにけり。女房見かへりて、
玉みくり、うきにしもなど、ねをとめて、ひきあげ所無き身なるらん
と独りごちて、浄人が家のありけるに入りにけり。男憂れしもいと憐に、不思議と覚えけり。
浄人とは本来掃除夫の称で、一条河原に小屋住居した所謂河原者すなわち小屋者である。