Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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にっき

日記

宮本 百合子

Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 62.807 caracteres · 126 pantallas

Aozora Bunko

五月二十四日

五月二十五日

貸す、かさぬ、評定している間もなく、もう人が来てしまう、かすにきまる、このテンポの早さ。

国の行くところがなくなった、それもよかろう。

〔欄外に〕

巣鴨、受付の様子が変って、門の入口になり、五十人ずつ区切ってわたす、やはり三時前がよい。

五月二十四日(水曜)

歯をぬく、薬がきかなくて四本も注射した、夜気分わるくて食事出来ず、ソボリンのんで眠って、十一時頃おかゆたべ、又眠った。

寿の家、やっと見つかった由、八、八、四半、いい。何とよかったろう。自分がここで努力して生活の根をおろすにつけ、寿がよるべないようなのが、苦痛で折々たまらなかった。よかった、寿もそうして落付いて勉強もすれば、あの胸をおとして歩いているような充実しないところも、なおるだろうと思う。

〔欄外に〕

小原さんから人参ゴボーどっさり送って来てくれた。

国咲、国府津行

五月二十五日(木曜)

朝になったら、冷して臥たのに、すっかり膨れてしまっている、痛いのはよいが。

巣鴨へ行く。一仕事すんだという風で、くつろいで、髯すって、湯上りのようで。「一仕事すんだという風ね」「そりゃそうだよ、書き直したり何かして忙がしかった」