Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
Lee 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇 (ウニデスちょうりゅうのかなた) de 橘 外男 (たちばなそとお) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 247.361 caracteres · 483 pantallas
とカパディア氏は苦笑したが、「ただ御来朝になるという知らせが二、三日前に突然はいっているばかりで、どういう目的でおいでになるのか、そういうことは一切わかっていないのです。あるいは欧州へでもおいでになる途中、お立寄りになるのではないかと思っているのですが」カ氏も解しかねる顔をした。「殿下がおいでになりましたら、あなたにも一度お引合せいたしましょうか? 平民的なそれは気持のいいお方ですから」とつけ加えた。「ええどうぞ!」と、私は別段ことさらに逢いたいと思ったわけでもなかったが、「どんな事情でおいでになるにせよ、太子にお逢いになれるということは嬉しいでしょうね?」と聞いてみた。
「それはもう!」とカ氏も包み切れぬ喜びの色をあらわして、今しがた暗くした顔をにこにこと嬉しそうに綻ばせた。「こうやって遠いあなたのお国へ来ていて、自分の国の太子をお迎えできるということはまた格別の喜びです。同じ印度でもベンゴール州からは随分たくさん日本へ来ていますが、ヴィルプールからは私も入れて十人ぐらいに過ぎません。そのうち六人の者に知らせがまいりましてからはもう大ハシャギで、寄ると障るとその話ばかりで持ち切りです」