Clásicos japoneses con furigana
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げんだいやくろんご
現代訳論語
下村 湖人
Lee 現代訳論語 (げんだいやくろんご) de 下村 湖人 (しもむらこじん) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 127.327 caracteres · 256 pantallas
私はこういうことを聞いたことがある。諸侯や大夫たる者はその領内の人民の貧しいのを憂えず、富の不平均になるのを憂え、人民の少いのを憂えず、人心の安定しないのを憂えるというのだ。私の考えるところでは、富が平均すれば貧しいこともなく、人心がやわらげば人民がへることもない。そして人心が安定すれば国が傾くこともないだろう。かようなわけだから、もし遠い土地の人民が帰服しなければ、文教徳化をさかんにして自然に慕って来るようにするがいいし、すでに帰服して来たものは安んじて生を楽むようにしてやるがいい。今、きいていると、由も求も、季氏を輔佐していながら、遠い土地の人民を帰服させることが出来ず、国内を四分五裂させて、その収拾がつかず、しかも領内に兵を動かして動乱をひきおこそうと策謀している。もっての外だ。私は、季孫の憂いの種は、実は叟にはなくて垣根のうちにあると思うがどうだ。」
○ 季氏==魯の三家の一人、季孫。
○ 季路==子路。
○ 周任==古代の史官であつた。
○ 冉有と子路とでは、子路の方が先輩であるのに、冉有だけがものをいつているのは、彼が季氏に信任され、主として謀議にあずかつていたからだろうと想像されている。