Clásicos japoneses con furigana
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ひだのかいだん
飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選
岡本 綺堂
Lee 飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (ひだのかいだん) de 岡本 綺堂 (おかもときどう) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 130.271 caracteres · 263 pantallas
(三)
其の素捷いことは所謂猿の如くで、容易に其影を捕捉することは能ぬ。
又たとい其姿を認めた者があっても、臆病な里人は決して之を追おうとは試みない。若し迂濶に妨害を加えたらば、彼等は何時如何なる復讐をするかも知れぬので、何事も殆ど※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)が為すままに任して置く。
※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に対する奇怪の伝説や歴史は、まだ此他にも沢山あるが、概括して云えば先ずこんなものである。
(三)
市郎も此の土地に生れたので、小児の時から山の話を聞いていた。「そんなに悪戯をすると、山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)に与って了いますよ。」と、亡母から嚇されたことも有った。が、多年東京の空気に混っている中に、そんなお伽話のような奇怪な伝説は、彼の頭脳から悉皆忘れられていたのを、今や再び七兵衛老爺から叱るが如くに諭されて、彼は夢のような少年当時の記憶を呼び起すと同時に、彼の山※(「けものへん+操のつくり」、第4水準2-80-51)なるものに就て尠からぬ好奇心を生じた。
「※(「けものへん+操のつくり」