Clásicos japoneses con furigana
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やさかにのまがたまこう
八坂瓊之曲玉考
喜田 貞吉
Lee 八坂瓊之曲玉考 (やさかにのまがたまこう) de 喜田 貞吉 (きたさだきち) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 12.858 caracteres · 26 pantallas
五 今のいわゆる曲玉の古称
しかしてそれはともにわがマガリ玉の転訛で、マガリ玉すなわち曲玉なる名称が、連珠その物を指したことの傍証となるべきものでなければならぬ。
五 今のいわゆる曲玉の古称
マガタマなる古語が緒をもって綴った連珠の称であるならば、今のいわゆる曲玉なる個々の玉を古えなんと呼んだであろうか。これは確かに困難なる問題である。今試みにこれを文字について見るに、古く「勾玉」なる字がこれに当てられた例はある。『正倉院文書』天平十年「筑後国正税帳」〔(『大日本古文書』巻二)〕に、諸種の玉を買った値段を記した中に、紺玉、緑玉、丸玉、竹玉などとともに、赤勾玉漆枚直稲壱拾陸束捌把、勾縹玉壱枚直稲壱束捌把とあるものこれである。ここに竹玉とは今のいわゆる管玉のことなるべく、したがって丸玉、竹玉はその形から呼ばれ、紺玉、縹玉、緑玉はその色から呼ばれたものであるが、これらとともに列挙せられた赤勾玉、縹勾玉なるものは、その色と形とから呼ばれたもので、けだし赤色および縹色をなしたいわゆる曲玉であるには相違ない。しかしながら、それあるがゆえにその「勾玉」なる文字が、ただちにマガタマ、またはマガリタマと読まれたとは簡単に定め難い。