Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

Lee 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) de 野村 あらえびす (のむらあらえびす) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 344.837 caracteres · 680 pantallas

Aozora Bunko

シューベルトはもう少し劇的に歌うことを要求した筈で、折角の歌が、ドゥハンの無技巧に禍されて、つまらぬものになった嫌いがあると思う。いかがなものであろう。この歌はシュナーベル夫人の歌につけたシュナーベルの伴奏がすばらしい。

十二番目の「海辺にて」はハイネの詩も良いが、シューベルトの曲も良い。この一聯の歌曲中で最も優れたものであろう。その代り非常に技巧のむずかしい歌で、キャペルは、「この歌はバリトンで歌うのが一番無事だ、テナーでは滅多にうまく歌われない」と言っているが、不思議なことにテナーのスレザークの方が、バリトンのドゥハンより遙かに巧みに歌っている。ドゥハンは忠実に真面目に歌っているというだけで、この歌の持つ魅力と情緒を出すためには甚だ遠い。スレザークの「海辺にて」は、あらゆるリード・レコード中でも傑作の一つで、その身につまされる陰惨さは比類のないものであった。

十三番目の「影法師」は実に物凄い歌だ。この歌にはシューベルトの死の予感と、痛ましい自嘲の響きがある。この歌はレコードの上にも三つ四つ入っているが、満点を付けられるのはまだない。特にシャリアピンのは論外で、「ボリス・ゴドノフ」