Clásicos japoneses con furigana
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
Lee 名曲決定盤 (めいきょくけっていばん) de 野村 あらえびす (のむらあらえびす) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 344.837 caracteres · 680 pantallas
そのシューベルトの芸術を再現する者が、大芝居をしたり、腹の減った声を出したりするのは、驚くべき見当違いでなくてなんであろう。
ヒュッシュの解釈が常に内輪に穏健なものであり、その悲哀の色着けが、内面的で少しの誇張も伴わないのは、ヒュッシュのリードの第三の特色であると思う。(ヒュッシュのレコードは大部分ビクター)
ヒュッシュの最大傑作は、シューベルトの『冬の旅』(JD三五七―六二、JF五〇―二)二十四曲、九枚のレコードであることは誰でも疑いを容れまい。この一輯に示されたヒュッシュの特色は、前項ドゥハンとの比較で大方尽した。ここでは前の優れた二、三曲について、贅するに止めようと思う。
最初の「お休み」は心の底から淋しさの滲み出す曲だ。このやるせなさと淋しさを、言葉の一つ一つに、極めて自然に持たせて歌える人は、恐らくヒュッシュのほかにはあるまい。ヒュッシュのレコードが現われる前、私はゲルハルトのこの曲の驚くべき技巧に傾倒したが、ヒュッシュと比べて聴くに及んで、ゲルハルトは、その老いを、劇的な空疎な表現によってカムフラージュしていることを、まざまざ覚らせられてしまった。