Clásicos japoneses con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lee 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 182.581 caracteres · 364 pantallas
平野君も、しかたがないので、つづいてのりこみます。
「どうしたんです。わけを話してください」
「それは、いまにわかる。むこうへついてから、話す。」
「むこうって、どこなんです。」
「それはいってもいい。きみも名まえは知ってるだろう。明智小五郎先生のうちさ。」
「え、じゃあ、あの名探偵の……。」
「そうだよ。警察にも知らせなければならないが、まず明智探偵だ。ぼくは明智さんには、まえに二、三どあって、よく知っているんだよ。こういうときには、あの人に相談するのが、いちばんいい。」
それきり、北村さんはだまりこんでしまいました。
話しかけても、返事もしないのです。
やがて、自動車は、千代田区にはいり、明智探偵事務所の前にとまりました。ベルをおすと、リンゴのようなほおの小林少年が出てきました。名探偵の助手として、せけんに知られた少年です。
さいわい明智探偵も、うちにいたので、すぐ洋風の客間にとおされ、まるいテーブルをかこんで、明智探偵、小林少年、北村さん、平野少年の四人が、席につきました。
あいさつがすむと、北村さんは、いそいで話しはじめます。
「明智先生、ぼくは一月のあいだ、空とぶ円盤の中にとじこめられていたのです。