Clásicos japoneses con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lee 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 182.581 caracteres · 364 pantallas
みどり色の手
トカゲ怪人は、おとなだけをあいてにしているのではなく、だんだん子どものほうへ、あのぶきみな、水かきのある指を、のばしはじめるのです。
みどり色の手
名探偵、明智小五郎は、博物館長のゆくえが知れなくなってから、たいへんいそがしくなりました。警察の手だすけをして、この大事件のとりしらべに、かかりきりになっていたのです。
アメリカと日本に、同じような円盤事件がおこったので、アメリカの警察から、数名の係官が、飛行機で、東京へ飛んできましたし、日本の警察官も、アメリカへとびました。そして、おたがいに、事情をしらべ、相談しあって、この星の世界の怪物を、とらえようとしたのです。明智探偵は、その東京での相談の席に、たびたび呼ばれて、意見をきかれました。そんなことで、事務所にいることは、めったにないのです。
ある日、明智探偵は、助手の小林少年を呼んで、こんなことを言いました。
「ぼくは、博物館の事件で、すこしもひまがないが、あの平野君という少年のことが、なんだか気がかりなんだ。あの少年には、バイオリンの天才といわれている、うつくしいおねえさんがあったね。きみは、平野君とおねえさんのことを、よく注意してくれたまえ。