Clásicos japoneses con furigana
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かいきよんじゅうめんそう
怪奇四十面相/宇宙怪人
江戸川 乱歩
Lee 怪奇四十面相/宇宙怪人 (かいきよんじゅうめんそう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 182.581 caracteres · 364 pantallas
それにしても、博士は、なんというへんな服装をしているのでしょう。ピッタリ身についた、黒のメリヤス・シャツとズボン下のようなものを着ているのです。まるで、ブラック・マジックに出る手品師か、絵にある西洋悪魔のようです。
博士は、丸い穴を出てくると、いきなり、ワハハハ……と笑いました。笑うたびに、ピンとはねあがった口ひげが、ピクピク動くのです。そして、笑いながら、こわきにかかえていた黒いマントのようなものを、はおりました。胸だけをかくす、みじかいマントです。それを着ると、博士は、いっそう西洋悪魔のように見えるのでした。
「やあ、小林君、よく来たね。マア、かけたまえ、いろいろ話すことがある。」
博士はそう言って、自分も、部屋のまんなかの大きなイスに、ドッカリと腰かけました。小林君と、博士の助手の少年も、テーブルをへだてて、それぞれ、イスに腰かけました。
「明智先生も、あとから来られます、ぼく、先生のおゆるしをえて、さきにうかがったのです。」
小林君が、あいさつしますと、博士は、にこにこして、
「ウム、よろしい。明智先生には、一、二度あったことがある。えらい探偵だ。