Clásicos japoneses con furigana
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わがあいするしじんのでんき
我が愛する詩人の伝記
室生 犀星
Lee 我が愛する詩人の伝記 (わがあいするしじんのでんき) de 室生 犀星 (むろうさいせい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 116.728 caracteres · 231 pantallas
その様式の転換、語彙の意図、素材の選択、といふふうに絶えず苦心をしてゐた点では、彼はくるしめる詩人であつたし、才能一杯の仕事をしてゐた人でもあつたのだ。」というふうに結んでいるが、突き込んでいえば、暮鳥はいつも用意なくして、詩作の中にはいり込んでいたことが、今日に於て悔まれ惜しまれることになったのだ。たくさんの才能を持った詩人ならともかく、暮鳥の詩に見られるように、いつもわかりやすく、また解りやすい言葉で詩作した詩人は、いつもわかりやすいだけに、深い含みが見付けられぬのは遺憾であった。
昭和二十二年発行の山村暮鳥詩集(高桐書院)には、昭和二十六年発行の暮鳥詩集(酣燈社)、及び昭和二十七年発行の文庫本山村暮鳥詩集(新潮社)にも、それぞれに私は序跋を物し解説を試みていた。高桐書院の序には、「山村暮鳥は何時も詩の鮮度に永いあこがれを持ち、倦まずその現はし方や形式は敏感に苦心をしてゐた。よき時間の余裕があつたためであらうが、それが効果的であるのも、また、ないものもあつた。その多作はどうにか招かうとする道の広大さに、何時も突き返されてゐたのだ。」そして更に私は数行を加えている。