Lectura en japonés

Clásicos japoneses con furigana

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わがあいするしじんのでんき

我が愛する詩人の伝記

室生 犀星

Lee 我が愛する詩人の伝記 (わがあいするしじんのでんき) de 室生 犀星 (むろうさいせい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.

N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 116.728 caracteres · 231 pantallas

Aozora Bunko

同十一年(三十六歳)国学院大学教授にすすむ。同十二年慶応義塾文学部講師となる。

昭和二年能登国羽咋郡、気多一の宮に藤井春洋を訪う。同三年藤井を家族の一人として迎え、藤井は迢空に戦死するまで仕えた。ひとくみのめずらしくも、いたいけな夫婦のような暮らしであった。それは迢空の生涯は妻をめとらず独身であったごとく、藤井春洋もまた戦死するまで婦人というものを知らなかったのであろう。

昭和十三年(五十二歳)はじめて堀辰雄のさがした軽井沢の貸家に赴く。豆腐屋の横丁に当る角の二階家で、一週間いたが気にいらずに越された。この年に箱根山荘建つ。しかし迢空はこの山荘を口にしないで、人に知られることを嫌ったが、贅沢に思われたくないからであろう。

昭和十七年(五十六歳)この年の十一月に北原白秋死去。白秋と親しくその詩の技法をまなんでいた迢空は、白秋に、ある尊敬の念いを甚だしく抱いていた。

昭和二十年(五十九歳)詩集原稿『古代感愛集』戦火焼失、同二十一年(六十歳)『近代悲傷集』の稿成る。

昭和二十七年(六十六歳)七、八の月軽井沢滞在、九月国学院で講義中軽度の脳溢血症状、血圧百七十、言語障害。