Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 62.807 caracteres · 126 pantallas
食後、髪洗い。去年以来はじめて、自分の髪の毛で普通に洗えて、うれしかった。大疲れ。二階へ上り、きもの着かえ、髪をほしたら、リンゴ半分のこっていたのをたべる。三時頃の斜めだが暖い日向に背中を向け、くたびれて坐りリンゴなどたべていたら、動物的平和を感じる。
「九三年」終る。おそく。ヴァンデーの反乱をユーゴーは、ヴァンデーそのもののおくれた条件から丈見ている。それを利用したものとは見ていない。バルザックの方が此点は鋭い。ロベスピエール、ダントン、マラーの三巨頭の論判は、現実より単純化されていることは確かだが、マラーが他の二人よりも政治家であって、当時の政情に独裁の必要を認めていて、自由のために憎まれ、コルデーに殺されたことが分った。それにユーゴーは、主人公であるゴーヴァンによって、当時よりもすすんだ社会的見解(女性の地位等)を語らせているところも面白い。九三年前後に女はあんなに活躍したのに、マラー迄の人々は女をやはり男の従属物として見ていた点、ユーゴーがゴーヴァンをとおし指摘している。国民議会の功績と共に。巨頭間の権力争いのために互に殺し合い、フランスは不統一となりナポレオンを出したというのは悲劇である、歴史的段階における。