Clásicos japoneses con furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lee 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonés con furigana. JLPT N3. Toca una palabra para ver el significado.
N3 · intermedio · kanji y kana modernos · 15.424 caracteres · 32 pantallas
四月二十三日
ルビンシュタインはグループのエフェクトで音を出した。この人のは一音一音の物語である。その点の大きい違い。
〔欄外に〕
貴司の指揮の小まっちゃくれて、乾いている点。同人雑誌の作品の或種の如し。ケンプが繊細であること、ヴェトーヴェンのあれ程磨き立てぬ音の感覚はケンプに再現されていない。近代性――大戦後の人間の神経が反映していることの著しさ。
四月二十三日(木曜)
お玉さん、みどり。竹の子御飯を私がすきだと母が話したということを思い出した由。わざわざ炊いて来てくれる。みどりさん、山にのぼる話、自動車のリスクの話。なかなかよい。お玉さんといろいろの話、このお玉さんのよいところを見ると辞三郎さんという人のよいところが、実に感じられる。三時すぎまで。
和島来、考古学。いろいろ話す。
戸川、鷲巣、支那へゆく人、木洲等来。スエ子、サンドウィッチをかって来たり、いろいろ。
津川さんが来たので細かい話をきく。K、よく事態を理解していず。
十一時すぎ小森氏来。服部正が新響出演料をやすくしてくれということのために書いた手紙を自分に見せる。このことについて、或感あり。服部の変なのは勿論であるが――