Clásicos japoneses con furigana
ja-reading.com
Lee clásicos japoneses en línea con furigana. Filtra por nivel JLPT, toca una palabra para ver el significado y traduce una frase.
うみがよんだはなし
海が呼んだ話
小川 未明
Lee 海が呼んだ話 (うみがよんだはなし) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonés con furigana. JLPT N2. Toca una palabra para ver el significado.
N2 · avanzado · kanji y kana modernos · 3700 caracteres · 8 pantallas
一
一
自転車屋のおじさんが、こんど田舎へ帰ることになりました。清吉や、正二にとって、親しみの深いおじさんだったのです。三輪車の修繕もしてもらえば、ゴムまりのパンクしたのを直してもくれました。また、その家の勇ちゃんとはお友だちでもありました。おじさんは、犬や、ねこが好きでした。いい人というものは、みんな生き物をかわいがるとみえます。
勇ちゃんは、こんど田舎の小学校へ上がるといいました。
「勇ちゃん、田舎へいくのうれしい?」
「お友だちがなくて、さびしいや。僕も、お母さんも、いきたくないんだよ。」
「どうして、田舎へいくの。」
「おじいさんが、だんだん年をとって、もう一人で田舎におくことができないからさ。おじいさんは、東京へくるのは、いやだというのだ。そして、昔から住んでいるところにいたいというので、しかたなくお父さんが、帰ることにしたのだよ。」
勇ちゃんの話を聞いて、清吉も、正二も、勇ちゃんのお父さんを親孝行だと思いました。
「この家へは、親類の叔父さんが入るのだから、僕、また遊びにくるよ。」と、勇ちゃんはいいました。
「叔父さんのお家は、どこにあるの。」と、正二が、聞きました。