Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ちゅうごくかいきしょうせつしゅう

中国怪奇小説集

岡本 綺堂

Lisez 中国怪奇小説集 (ちゅうごくかいきしょうせつしゅう) de 岡本 綺堂 (おかもときどう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 179 458 caractères · 363 écrans

Aozora Bunko

それがために竹は破れて、蟹は一匹もかかっていなかった。

そこで、その材木を岸の上に取って捨て、竹の破れを修繕して帰って来たが、翌日再び行ってみると、かの材木は又もや同じところに横たわっていて、※を破ること前日の如くである。

「これは不思議だ。この林木は何か怪しい物かも知れないぞ、いっそ焚いてしまえ」

蟹を入れる籠のなかへかの材木を押し込んで、肩に引っかけて帰って来ると、その途中で籠のなかから何かがさがさいう音がきこえるので、王は振り返ってみると、材木はいつの間にか奇怪な物に変っていた。顔は人のごとく、体は猴の如くで、一本足である。その怪物は王に訴えた。

「わたしは蟹が大好きであるので、実はあなたの竹を破って、その蟹をみんな食ってしまいました。どうぞ勘弁してください。もしわたしを赦して下されば、きっとあなたに助力して大きい蟹の捕れるようにして上げます。わたしは山の神です」

「どうして勘弁がなるものか」と、王は罵った。「貴様は一度ならず二度までも、おれの漁場をあらした奴だ。山の神でもなんでも容赦はない。罪の報いと諦めて往生しろ」

怪物はどうぞ赦してくれとしきりに掻き口説いたが、王は頑として応じないので、怪物は最後に言った。