Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lisez 十二支考(上)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 290 735 caractères · 566 écrans

Aozora Bunko

また同国で言うは虎故なく村に入るは伝染病流行の兆と。熊野で聞いたは狼もっとも痘瘡の臭を好み、この病流行る時村に忍び入って患者に近づかんとすと。『山海経』に崑崙の西に玉山あり西王母居る、〈西王その状人のごとし、豹尾虎歯にして善く嘯く、蓬髪勝を戴く、これ天の※(「厂+萬」、第3水準1-14-84)(※(「厂+萬」、第3水準1-14-84)はなり)および五残(残殺の気なり)を司る〉。支那にも昔流行病と虎豹と関係ありとしたのだ。また虎が人を病ましむる事も『淵鑑類函』に出づ。清源の陳褒別業に隠居し夜窓に臨んで坐す、窓外は広野だ、たちまち人馬の声あり、屹と見ると一婦人虎に騎り窓下より径を過ぎて屋西室の外に之く。壁隔て室内に一婢ありて臥す。右の婦人細き竹杖で壁隙より刺すと婢腹病むというて戸を開き厠に如く。褒まさに駭き、呆れて言を発せぬうち婢立ち出で虎に搏たる。褒出で救うてわずかに免がれた。郷人曰く村中つねにこの怪あり、虎鬼と名づくと。虎に騎った女鬼が人を杖で突いて腹痛がらせ外出して虎に搏たれしむるので、上に言った鬼の類だ。インドの虎狩人の直話をワルハウス筆して曰く、コイムバトール地方を永い間侵して人多く殺した一虎を平らげんとて懸賞したが、誰も討ちおおせなんだ。