Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

Lisez 十二支考(下)〔全2冊〕 (じゅうにしこう) de 南方 熊楠 (みなかたくまぐす) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 251 906 caractères · 495 écrans

Aozora Bunko

『塵添嚢鈔』十三に羊僧とは口に法を説かざるをいう。羊は卑しき獣とす、獣中に羊のごとく僧中に卑しという心なりとあるは牽強で、『古今要覧稿』五三〇には、〈『仏説大方広十輪経』いわく犯不犯、軽重を知らず、微細罪懺悔すべきを知らず、愚痴無智にして善智識に近からず、深義のこれ善なるか善にあらざるか諮問する能わず、かくのごとき等の相、まさに唖羊僧たるべし〉とあって、羊僧は唖羊僧の略とまでは判るが、何故かかる僧を唖羊僧というかが知れぬ。熊楠、『大智度論』巻三を見るに僧を羞僧、無羞僧、唖羊僧、実僧の四種に分つ。破戒せずといえども〈鈍根無慧、好醜を別たず、軽重を知らず、有罪無罪を知らず、もし僧事あるに、二人ともに諍うに断決する能わず、黙然として言なく〉、譬えば、白羊、人の殺すに至っても声を作す能わざるがごとし、これを唖羊僧と名づくとある。これで羊僧てふ語も綿羊が声立てずに殺さるるに基づくと知った。泰西の十二宮のうち牡綿羊宮を古く白羊宮と漢訳しあるので白羊とは綿羊と判る。

西アフリカのアシャンチー人伝うるは、昔上帝人間に住み面り談したから人々幸福だった。例せば小児が薯蕷を焼くとき共に食うべき肴を望まば、上帝われに魚を与えよと唱えて棒を空中に抛ればたちまち魚を下さった。