Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
Lisez 名人長二 (めいじんちょうじ) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 67 631 caractères · 134 écrans
清「べらぼうめ、手前のような奴ア、再び弟子にしてくれろと云って来ても己の方からお断りだ」
長「書付を出さねえなら、此方で書いて行こう」
と傍にある懸硯箱を引寄せて鼻紙に何か書いて差出しましたから、清兵衞が取上げて見ますと、仮名交りで、
一私是まで親方のおせわになったが今日あいそがつきたから縁を切ります然る上は親方でないあかの他人で何事も知らないから左様おぼしめし被下候
文政巳十月十日
長二郎
箱清様
とありますから清兵衛は変に思って眺めておりますを、恒太郎が横の方から覗き込んで、
恒「馬鹿な野郎だ、弟子のくせに此様な書付を出すとア……おや、長二は何うかしているんだ、今月ア霜月だのに十月と書いてあるア、月まで間違えていやアがる」
長「そりゃア知ってるが、先月から愛想が尽きたから、そう書いたんだ」
恒「負惜みを云やアがるな、此様な書付を張ったからにゃア二度と再び家の敷居を跨ぎやアがると肯かねいぞ」
長「そりゃア知れた事た、此の書付を渡したからにゃア此家に何んな事があっても己ア知らねえよ、また己の体に何様な間違えがあっても御迷惑アかけねえから、御安心なせいやし」