Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

ja-reading.com

Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans

Aozora Bunko

文だが、馬鹿なマア此間まで、青鼻アくっ垂して、柾の葉で笛を拵えて遊んで居たのがハア、こんな事を仕出かすように成ったかえ、ナント馬鹿々々しい事だがのおかめさん、此の手紙の文を読むと、娘が多助に惚れて手紙を送ったか知んねえが、多助が方では知んねえに違いねえというものは、未だ密通いたとも色事をしたとも文面に証拠はねえのに、之を証拠にして荒立て、事を出かせば、此処の家も己ア家も恥になるからこれは私に負けておくんなせえ」

かめ「お気の毒ですがまけられませんよ、他の事とは違います、本当に呆れた奴でございます、多助がそういう根性だとおえいが可愛そうでございますから、今の中に切れ話にして、おえいに実のある堅い亭主を持たせる了簡ですから、離縁状を書いてわたした其の上で、多助をお作さんの婿にするとも何うとも勝手におしなさいよ」

太「まだ色事を出かした訳でもねえのだから、穏便に済ませれば世間へも知んねえから」

かめ「いけませんよ、馬鹿々々しい、余りな不人情だからお前さん早く離縁状を書かせて下さいましよ、書かせて下さらなければ、私もおえいと一緒に出て往きますよ」