Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans

Aozora Bunko

一

端書せよとの需はあれど。筆持すべも白炭や。焼ぬ昔の雪の枝炭屋の妻程黒からで鈍き作意の炭手前。曲り形なる飾り炭。唯管炭のくだ/\しけれど。輪炭胴炭点炭と重ねて御求めの有之様。出版人に差代り。代り栄せぬ序詞を。斯は物しつ。

三遊亭圓朝記

一

扨申上げまするお話は、鹽原多助一代記と申しまして、本所相生町二丁目で薪炭を商い、天保の頃まで伝わり、大分盛んで、地面二十四ヶ所も所持して居りました。其の元は上州沼田の下新田から六百文の銭をもって出て参りました身代でござります。其の頃の落首に「本所に過ぎたるものが二つあり津軽大名炭屋鹽原」と歌にまで謡われまして、十万石のお大名様と一緒に喩えられます位になる其の起源は、僅かの端銭から取立てまして、五代目まで続きました。其の多助の身の行いの正しいのと、孝行なのと、殊に商法の名人で経済に長じていることは、立派な学者でもかなわん程で、多助は別に学問もありませんが、実に具わって居りますので、今に浅草八軒寺町の東陽寺という寺の墓場に鹽原多助の石碑がありますが、其の石碑に実父鹽原角右衞門、養父も鹽原角右衞門と法名が二つございますが、実父も養父も同姓同名でござりますから種々と調べて見ますと、上州沼田の下新田にまだ縁類も残って居りますから聞糺しますと、実父角右衞門は元と阿部伊