Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
しおばらたすけいちだいき
塩原多助一代記
三遊亭 円朝
Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans
わな」
多「旦那様、そんじゃア人が聞いたら、あれは奉公人じゃない、乞食がお百度を踏んでいるのだと云いなせえ」
善「そんなことが云えるものか、何か着物はないかえ」
多「旦那様、此間柳原を通ると大え古着屋の家に一枚買いてえと思った着物が有りやしたから、価聞いたら六百だと云いやんしたが五百五十文ぐれえには負けべえと思いやすがねえ、買ってもようがんすかね」
善「田舎者だと思って馬鹿にして、贋物でも売られてはいかないぜ」
多「なに、私い悉皆検めやんした、事に依ったら縫目を解いて裏返して見べえか」
善「それが気に入って着られるなら買って来るが宜い」
と銭を持たして遣りますと、多助は急いで柳原へまいり、彼の古着を買取って直に着て帰って参りましたを善右衞門が見て、
善「フヽ妙な塩梅だのう、和平どん見なさい、紋付の筒袖は始めてだのう、妙なものだなア」
和「へえー、異りものですな、アハヽヽヽア、私も紋付の筒袖は始めて見ました」
善「選に選って轡の紋付を買って来たのは何ういう訳だ、薩摩様の御紋所のようだなア、多助、何かそれがお前の家の定紋か」
多「そうじゃア有りやせん、旦那様聞いておく