Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しおばらたすけいちだいき

塩原多助一代記

三遊亭 円朝

Lisez 塩原多助一代記 (しおばらたすけいちだいき) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 138 733 caractères · 274 écrans

Aozora Bunko

事が出来ません、相手は御領主土岐様の御家来なり、迂濶の事を言い立ることは出来ませんが、どんな人の好いものでも、自分の女房を人に取られて腹を立たないものはございませんから、多助も腹が立ちますから寧そ此の家を駆け出してしまおうかと思いましたが、いや/\此の家を出たならば必ず原丹治親子が此の鹽原の家へ乗込んで来るに違いないが、侍には百姓業はとても出来ないから、鹽原の家は必ず潰れてしまうに違いない、どうも此の家を潰しては八歳の時から貰われて来て育てられ、大恩ある親父様に済まぬ義理、石の上にも三年の譬えもあれば、どうか此処で優しく孝行を尽したら終には母の心持も直り、丹治親子を寄せ附けぬことにもなろうかと思い、母子諸共非道に多助を虐めるのを怨み返しも致しませんで、優しゅう孝行をすれば猶更附上り、其の年の九月になりました所、益々多助を悪みます。多助も色白で短身な、温順しい好い男でございますが、田舎稼ぎを致しますからじゝむさく、家にとては居る事も稀で、月に六度ぐらいは馬を引いて歩るき、殆ど家には寄り附きませんから、日に焦けて真黒になり日向臭い、又丹三郎は江戸育ちのお侍で男振も好く小綺麗でございますから、猶更多助が厭で実に邪見にする