Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

こころもちについて

心持について

宮本 百合子

Lisez 心持について (こころもちについて) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 1 032 caractères · 2 écrans

Aozora Bunko

或瞬間(思い出)

正午のサイレンが鳴ってよほど経つ

少し空腹

工事場でのこぎりの音

せわしい技巧的ななめらかな小鳥のさえずり、いかにも籠の小鳥らしい美しさで鳴く

とつぜん ガランガランと

豆屋のベルの音がした。

そして私は思い出した。刑務所の

さむい朝と 夜とを、

主として夜を

その音が どっか遠くで順々にきこえ

いつも最後に女舎で鳴り、机をたたんで床をしいたのを。

今も宮がその音で床をしいているのを、

彼の眉としまった 少しへの字にした口許とを

Обара の気持

何だか宙で一つぐるんとぶんまわって 自分の体の上下がわからなくなったような 自分のこの社会におけるあり場所がわからなくなった感じ。

嘔気の出る感じ。

夜ふけのローソク

スエ子が、

ふっとふき消した、のにベッドのシーツのところが一部分白く、硝子もあかるく見えている。月がさしているようで、雨の音がしているのに 思わず目を上へやって見る、すると黒い幕を下からスッと急に上げたように四辺が真暗くなる、もう何も見えない。その瞬間の錯綜と或美しさ。