Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

たんていしょうせつのなぞ

探偵小説の「謎」

江戸川 乱歩

Lisez 探偵小説の「謎」 (たんていしょうせつのなぞ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 119 820 caractères · 235 écrans

Aozora Bunko

やクイーンの「Yの悲劇」がこのトリックを使っている)六例

(4) 犯人と被害者と全く同一人、九例

などである。このうちでは(4)が一番不思議な感じがすると思う。犯人と被害者と全く同一人というようなことが成り立つものであろうか。

これには「盗み」と「傷害」と「殺人」の三つの場合がある。

まず「盗み」の例をしるすと、その都会で第一流の美術骨董商が、長年のお得意に高価な宝石を売る。しばらくして、そのお得意が、宝石の台座か何かがいたんだので、修繕してくれといって持ってくる。骨董商はそれをあずかって調べて見ると、その宝石がよくできた模造品であることがわかる。お得意さまは立派な富豪だから、にせものを持ってくるはずはない。最初売ったときから、にせものだったのを、ウッカリ気がつかなかったのだということがわかる。骨董商の方の大失策なのだ。代りの品を手に入れて返すということも考えるが、非常に珍らしい宝石なので、ソックリのものが手に入るはずはない。もし、にせものをそのまま修理して返せば、いつかはそれがばれて骨董商の信用は地におちる。第一流の美術商だから、そんな不名誉には堪えられないのである。