Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

たんていしょうせつのなぞ

探偵小説の「謎」

江戸川 乱歩

Lisez 探偵小説の「謎」 (たんていしょうせつのなぞ) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 119 820 caractères · 235 écrans

Aozora Bunko

苦(ペイン)の側のスリルではまず恐怖である。(ある人はスリルといえばこの恐怖の激情だけのように考えているかも知れないが、字典も明示している通り、スリルはむろん恐怖に限るものではない)人ごろし、血みどろ、一寸だめし五分だめし、逆磔刑、鋸引き、その他殺人と刑罰との肉体的スリル、人体解剖、毒殺、疾病、手術などの医学的スリル、世界中を敵として逃げ廻る犯罪者の身の置きどころもないたえ難い恐怖、追われるもののスリル、断崖、高層建築などの墜落恐怖、猛獣、蛮人などから感じる冒険スリル、一方にはまたお化け、幽霊、生霊、神罰、仏罰、心霊現象などの不可知なるものから生ずるスリルなどがこれである。この種のスリルは主として怪奇小説、犯罪小説、冒険小説、探偵小説、怪談などの取り扱うところであるが、探偵小説にもそれがはなはだ多量に取り入れられているのはいうまでもない。

次には悲しみのスリルがある。これは探偵小説とはほとんど縁がなく、恋愛小説や家庭小説やいわゆる悲哀小説の取り扱うところであるが、破鏡の悲愁(「不如帰」など)貧苦病苦の悲愁(「筆屋幸兵衛」など)子供をかせのいわゆるお涙頂戴のスリル(「なさぬ仲」