Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

Lisez 新書太閤記 (しんしょたいこうき) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 200 903 caractères · 400 écrans

Aozora Bunko

けれどこんどは、駕籠をしたがえて、いんぎんなる迎えであった。最前の卒爾をふかく詫びて、おことばのままを主人光秀に伝えたところ、却って、医家の仁はさもあるべきだと、非常な御感銘であったとも告げ――

「その儀は、構いなしとの仰せでしたが、今日の合戦に御一族の光忠様にも、二条の東門で深傷を負われておりますし……かたがた、日向守様にも甚だしいおつかれにあらるる由で、まことに御足労ながら、妙心寺の営内まで、御来診下さるまいかとのおことばです。……お乗物もそなえて参りました。恐れ入るが、お越しねがいとう存ずる」

と、鄭重なる頼みだった。

道三は承知した。――その晩、六月二日夜の陰々たる洛中を剣槍に守られて通ったものは、実に一般の市民としては彼ひとりあるのみだった。

波波波

二日のその朝。

まだ事変の最中に、博多の宗湛とともに、京都を立ち、その宗湛と、淀の船つき場でわかれて、堺へ急いでいた茶屋四郎次郎は、焦りつける田舎道の炎天を枚方から二里ほども来ると、彼方から埃立てて来る一隊の兵馬を見かけた。

「もう、この辺にも本能寺のことが知れ渡ったか。それにしても早い駈けつけよう。