Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
Lisez 早稲田大学 (わせだだいがく) de 尾崎 士郎 (おざきしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 112 204 caractères · 220 écrans
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「わたしも真剣に答えとります」。
「恒喜さん!」。
「何でござすか?」。
「あんた、ちがうじゃろう?」。
「何がです?」。
「何がちうて、――あんたはもう条約中止運動はやらんとかい?」。
「そんなことは言いませんたい、――わたしにはわたしの考えがありますけん、言論の争いはもうこれでよかと思うとりますが」。
岩木は考え込むように腕を組んだが、すぐひとりで会得したようにうなずいた。「東京にはあんた、泊るところがあるとな?」。
「あるにはありますばってん、何処へも行きとう御座っせん」。
「そんなら、わしんとこの宿へ来ないや、あんたの生活ぐらいどんな風にでもなるたい」。
ひたひたと迫ってくる岩木の眼は恒喜の表情の中から何事かを探り出そうとしているように見える。言葉に窮したというかんじを対手に通ずるために恒喜は大声で笑いだした。「東京へ行ったら、よか女子の世話でもしてもらいますかな」。
恒喜は心のはずみをつけるように肩をゆすぶって笑いながら、下の船室へ通ずる穴のような階段をおりていった。
船が出帆すると空模様が変って内海は何時の間にかかすかな雨になった。
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石炭商をしている木村と大阪でわかれ、岩木といっしょに横浜に着いた来島は、無理にもという岩木の好意を断りかねて、同じ汽車で新橋へ着くとすぐに俥をつらねて岩木の常宿である鍛冶橋