Classiques japonais avec furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
友「おいお村/\、おいお村もう死骸が見えなくなったか、勘忍してくんな、己だけ死におくれたが、迚(とて)も此処じゃア死(しね)ねえから吾妻橋から飛込むから、今は退潮(ひきしお)か上汐(あげしお)か知らないが、潮に逆らっても吾妻橋まで来て待ってくんな、勘忍してくんな、死におくれたから」
と愚痴を云いながら漸(ようや)く堤(どて)を上(のぼ)りましたが、頭髪(あたま)は素(もと)より散(さん)ばらになって居り、月代(さかやき)を摺(す)りこわしたなりでひょろ/\しながら吾妻橋まで来たが、昼ならどのくらい人が驚くか知れません。其の時まだチラ/\提灯が見えて人通りがあるから、人目に懸ってはならんと云うので吾妻橋を渡り切ると、海老屋(えびや)という船宿があります。其処(そこ)へ来てトン/\/\/\、
友「親方々々私だ明けておくんなさい/\、親方私だよ」
親方「何方(どなた)です」
友「私だよ」
親「何方です」
友「芝口(しばぐち)の紀伊國屋(きのくにや)の友之助ですよ」
親「友さんお上りなさい、誠にお珍しゅうございます、おやどうなすった」
友「もうねえ、余所(よそ)のねえ、知らない