Classiques japonais avec furigana
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なりひらぶんじひょうりゅうきだん
業平文治漂流奇談
三遊亭 円朝
Lisez 業平文治漂流奇談 (なりひらぶんじひょうりゅうきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 159 974 caractères · 317 écrans
処が、親分も大層悦んで仕事をよこしてくれやしたが、先の家じゃア狭くって仕事が出来ねえから、今日此処へ移転(ひっこ)して来て、蕎麦を配るからどうか旦那にお初うを上げたいと思っていたが、丁度いゝ処でのうお浪」
浪「本当ですよ、旦那様にお目に懸ってお礼を申し上げたいと思っても、着て行(ゆ)くものがありませんから損料でも借りて着て行(い)こうと思って」
國「黙ってろ、おい/\お浪、何方(どこ)の蕎麦屋へでも早く往って大蒸籠(おおぜいろ)か何かそう云って来な、駈け出して往って来い、コヽ跣足(はだし)で往け、へい申し旦那、お浪の云う通り損料を借りて紗綾羽二重(さやはぶたえ)を着て往ってもお悦びなさる旦那じゃねえ、損料を着て往けば立派だが、その時限りのことで、家(うち)へ帰(けえ)って来れば直ぐなくなって仕舞うから、それよりゃアその金を借金方へ填(う)めて精出し、働らいて儲(もう)けた銭で買った着物を着て往かなけりゃアならねえと思って居りやす、旦那え不思議なことにゃアお浪が此の頃神信心(かみしんじん)を始めやした、彼奴(あいつ)は男を七人殺しやした奴ですぜ、それが手で殺す