Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ほうそうやわ

法窓夜話

穂積 陳重

Lisez 法窓夜話 (ほうそうやわ) de 穂積 陳重 (ほづみのぶしげ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 136 325 caractères · 264 écrans

Aozora Bunko

四五 伊達氏の法典「塵芥集」

回顧すれば既に十有余年の前、明治三十二年の秋風吹き初むる頃、我輩がローマに客となっておった折の事であるが、一日我輩は岡田朝太郎博士ら数名とともにこのエジェリヤの遺跡というを訪ねた事があった。清冽掬するに堪えたる涙泉の前に立って、我輩は巻煙草を燻らしながら得意にエジェリヤの昔譚を同行の諸氏に語りつつ、時の移るを忘るるほどであったが、いざ帰ろうという時になって、先ほど煙草の口を切ったはずのナイフの見えぬのに気が付いた。ここか、かしこかと、残る隈なく一同で尋ねて見たけれども、遂に見当らぬので、結局涙泉の中に落したのであろうということに定った。この時岡田博士、即座に、

エジェリヤがワイフ気取りの聖森

ナイフ落してシクジリの森

四五 伊達氏の法典「塵芥集」

「塵芥集」とは奥州の伊達家十三代稙宗が天文五年に制定した法典の名である。稙宗は勇武絶倫の将であって、しばしば隣国と戦って大いに捷ち、将軍足利義稙より偏諱を賜うて稙宗と名乗り、奥州の探題となって東北を威服した人である。稙宗老年に及んで治平の策を講じ、天文二年に質物の法を定め、同五年に家老評定人らと議して式目一百六十九条を定めた。