Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Lisez 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 289 044 caractères · 575 écrans
戸ダイさんがアパートで炭なしらしく、賀状もこんなのにてれくさいと思ったら、床やのおやじが電気ストーヴをかしてくれて、手のかじかみがなおったからとかいてくれました。「メーターがおそろしく早い勢で廻転いたします」とあります。炭、米、アパートへは真先にことわる由。そういうのね。
今年のお正月通信はなかなか特徴的でしょう、おのずから。
野原の富雄さんは、きのう年賀電報という派手なものをくれました。多賀ちゃんと二人ハアハア笑いました。「段々父さんに似てきちょるかしれん」というわけで。
きのうは多賀ちゃんも云いたい話みんなして、二人きりだから、よかったようです。フミ子を夏休みによこしたいらしく、それもよいということになりました。四年になると卒業前上京します、旅行で。でも、私は例によって、時間のかち合いで何をしてやることも不便だったりしたらつまらないから、夏来ればゆっくりして、私は仕事していても姉ちゃんとどこへでも行けばいいし、それでハアいいということになりました。達ちゃん五月にかえり、六月には三年の御法事、夏はフミ子、冬達ちゃんが結婚でもしたら、なかなか出入りのはげしい一年です、六月にはたかちゃんがお留守いですから、誰かもう一人いれば安心なわけ。