Classiques japonais avec furigana
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はんにゃしんぎょうこうぎ
般若心経講義
高神 覚昇
Lisez 般若心経講義 (はんにゃしんぎょうこうぎ) de 高神 覚昇 (たかがみかくしょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 106 121 caractères · 213 écrans
その勅語の中にこう仰せられております。
「摩訶般若波羅蜜多は、諸仏の母なり。四句の偈等を受持し、読誦すれば、福寿を得ること思量すべからず。之を以て、天子念ずれば、兵革、災難、国裡に入らず。庶人念ずれば、疾疫、癘気、家中に入らず。惑を断ち、祥を獲ること、之に過ぎたるはなし。宜しく、天下諸国につげ、男女老少を論ずることなく、口に閑かに、般若波羅蜜多を念誦すべし」
というのであります。これは『続日本紀』の第二十一巻に出ておる詔勅ですが、要するに、勅語の御趣旨は、上は、天皇から、下は国民一般に至るまで、大にしては、天下国家のため、小にしては、一身一家のために、『心経』一巻を読誦する暇なくば、せめてこの般若波羅蜜多の「呪文」を唱えよ、という思し召しであります。さてただ今も申し上げた通り、いったい「呪」とか「真言」とか「陀羅尼」などというものは、いわゆる「一字に千理を含む」で、たった一字の中にさえ、実に無量無辺の深い意味が含まれているのですから、古来より梵語を強いて翻訳せずして、陀羅尼は、陀羅尼のままに、真言は、真言のままに、呪は、呪のままによみ伝えてきたのです。