Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lisez 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 189 935 caractères · 379 écrans
○「饒舌だって剣術の先生や何かも皆な喋ったじゃアねえか………何でごぜえやす……えゝ其の八州が追掛けて何したんで、当りを付けたんで」
宗「何ういう処に当りが付きましたな」
○「そりゃア何でごぜえやす、鴻の巣の宿屋でごぜえやす」
宗「はゝー鴻の巣の宿屋……(紙の端へ書留め)それは何という宿屋じゃ」
○「私ア知りやせん、其の宿屋へ女を連れて逃げたんで、其の宿屋が春部とかいう奴が勤めていた屋敷に奉公していて、私通いて連れて逃げた女の親里とかいう事で」
宗「うん…それから」
○「それっ切り知りやせん」
宗「知らん事は無かろう、知らんと云っても知らんでは通さん」
○「へえ……(泣声)御免なせえ、真平御免下さい」
宗「あなた方は江戸は何処だ」
○「真平御免…」
宗「御免も何もない、言わんければなりませんよ」
○「へえ外神田金沢町で」
宗「うん外神田金沢町…名前は」
○「甚太っ子」
宗「甚太っ子という名前がありますか、甚太郎かえ」
○「慥か然うで」
宗「甚太郎……其方にいるお方は」
鐵「私は喋ったんでもねえんで」
宗「言わんでも宜い、名前が宿帳と違うとなりませんぞ、宜いかえ」
鐵「へえ、下谷茅町二丁目で」