Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あかつちへくるこどもたち
赤土へくる子供たち
小川 未明
Lisez 赤土へくる子供たち (あかつちへくるこどもたち) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 16 075 caractères · 33 écrans
すると、このとき、ぴかりと、自分の顔を、あかるくてらしたものがあります。とんぼでも飛んできて、さわったのでないかと、顔をなでてみました。そして、べいのまわるのを見ていると、また、ぴかりとしました。
「なんだろう?」
信一は、頭が上げて、原っぱを見まわしました。はじめ、だれもいないと、思ったのに、あちらに、材木のつんである上で、女の子が、あそんでいました。
よく見ると、かね子さんと、光子ちゃんらしいのです。そして、ぴかりとしたのは、だれか、コンパクトに、ついているかがみで、日をてりかえして、自分に、いたずらを、したのです。
信一が、じっと見ていると、二人は、くすくす、笑っていました。
「知っているよ。」と、信一が、その方へ走っていきました。
「私たち、なんにもしないわ、おままごとしていたのよ。」と、かね子さんがいいました。
「コンパクトのかがみで、やったんだい。」
「ほほほ。」
「信ちゃん、そこにいるの。」と、まっ先にかけてきたのは、善吉でありました。つづいて、武夫に、勇二が、手にこまをにぎってかけてきました。
「ああ、ござが、ないなあ。」
「だれか、だいと、ござを、持ってくると、いいんだね。