Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あかつちへくるこどもたち

赤土へくる子供たち

小川 未明

Lisez 赤土へくる子供たち (あかつちへくるこどもたち) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 16 075 caractères · 33 écrans

Aozora Bunko

あちらでは男の子たちが、べいにむちゅうになっています。

「ござが新しいから、気持ちがいいね。」

「勇ちゃんの角は強いなあ、辰ちゃんの一つしかないべいがすっとんでしまった。」と、善ちゃんが笑いました。

小山は、しょげてしまいました。せっかく、勇ちゃんがくれたのに、また勇ちゃんに取られてしまったからです。

「ぼくが、一つあげよう。」と、こんどは、武夫が一つこまを小山にやりました。

「やりとりしっこなしなんだろう。」

「うそっこでは、つまんないや。」

「わかると、先生にしかられるよ。」

「ああ、いちばんあとで、みんなかえそうや。」

みんなで、そんなことをいっていると、

「ぼく、もうかえろう。」と、小山がいいました。

「かえるの? もっとあそんでおいでよ。」

「勉強しないと、お母さんにしかられるもの。」

小山は、しいてあるござを取りかかりました。

「辰ちゃん、かしておきよ。すんだら持っていくから。」と、武夫がいいました。

「よごすと、手工のとき、こまるもの。」

「そんな、いじわるをいうもんでないよ。」

「ほんとうだい。ござがなければ、べいができないじゃないか。」と、勇二が、おこり出しました。