Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
Lisez 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 160 770 caractères · 322 écrans
探偵七つ道具
「ハハハ。どうだね、穴ぐらの、いごこちは? きみはゆうべ、カブトムシを見つけて、さわぎたてた張本人だ。きみさえいなければ、うまくいったのだ。そのばつだよ。まあ、そこで、ゆっくり寝ていたまえ……。」
そして、バタンという音がしたかと思うと、あとは墓穴のような、暗やみにとざされてしまいました。それは、ほんとうの明智探偵が悪人をとらえるためにつくっておいた、落とし穴だったのです。
さて、にせの明智探偵は、広田をとじこめておいて、これから、なにをしようというのでしょうか。
探偵七つ道具
広田青年は、あっというまに、穴のそこに落ちこんで、なにかに、ひどく腰をぶっつけたかと思うと、そのまま、気をうしなってしまいました。それから、どれほど時間がたったかわかりませんが、ふと気がつくと、あたりは、真のやみで、たおれたからだの下は、かたいコンクリートの床でした。
腰のいたさをこらえて、すこし起きなおり、手であたりをさぐってみましたが、なんの手ごたえもありません。あんがい、広い地下室です。
広田は、このまま、暗やみの中で、うえ死にしてしまうのかとおもうと、ガタガタからだがふるえるほど、こわくなりました。