Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ずいひつ しんへいけ

随筆 新平家

吉川 英治

Lisez 随筆 新平家 (ずいひつ しんへいけ) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 213 575 caractères · 424 écrans

Aozora Bunko

いわゆる院政の権をかたく持され、朝廷をすら、意に介し給わぬ御存在です。

清盛の妻時子の妹滋子は、去年、女御として院の御一子を生みました。憲仁親王(後、高倉天皇)がそれです。

今上二条と、この院との、御父子のおん仲が悪いことは、要するに、院政の制そのものの弊害で、清盛はこの間にいます。いわば二廟の臣です。そして上皇は清盛の持つもの(兵馬の威力)を御手中に籠絡してしまおうというお心に見えるし、清盛もさる者で、即かず離れず、上皇をあやなし奉り、自門の伸長に心している様子です。もし清盛を野望家というならば、御白河は世にも策士型の御方といえましょう。両々こう二者のかけひきは、ここしばらくの見ものであります。(二六・七・一)

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平家物語は、だいたい、平家栄花時代と、義仲や義経の活躍時代と、そして平家衰亡時代との三部に分けて見ることができましょう。

この「新・平家物語」では今、清盛が四十八歳から五十歳への、彼の人間ざかりと、一門繁昌の緒にあるところを書いております。“日本秋津島ハ、ワヅカニ六十六ヶ国、平家知行ノ国三十余ヶ国、スデニ半国ヲ超エタリ――”と古典のいうほどでもありませんが、とまれ藤原氏など、昔日の面影もなく、ただ上皇後白河の威と才略を恃んで、ひそかに他日をうかがう蠢動をちらちら見せているだけに