Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきのうえのしも
雪の上の霜
山本 周五郎
Lisez 雪の上の霜 (ゆきのうえのしも) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 25 586 caractères · 50 écrans
「はあ、それは、少しも知りませんでしたが、しかし、どうしてそんなことをなすったのですか」
「理由は二つあります」青岳の渋い顔が少しゆるんだ、「――まず第一に、あのときの岩野久馬は次席家老の子で、ほかに老職格の家の者が二人いました、かれらのしたことは悪かったが、血気ざかりの若者たちだから、ときに羽目を外して暴れることもある、しかも相手は街道の人足で、いつぞやは貴方に対しても難題を吹きかけ、衆を頼んで乱暴をはたらいた」
「いやあれは、あれは私にも落度がありましたので、私はかれらにあやまったのです」
「だが私が制止しなければ、あの騒ぎはもっと大きくなったでしょう」青岳は頭を振った、「――岩野ら五人のばあいはもっと単純なことです、貴方は黙って通りすぎればよかった、人足どもの面前で、侍五人を取って押えることはなかった、あれは貴方のやり過ぎです」
「私は、私は、そうは思いません」
「では今からでもいい、そう思って下さい」青岳は押えつけるように云った、「私が五人に了解を求めた理由の第二は、貴方と家中の者とを、気まずい関係にしたくなかった、なぜなら、……よい折だから申上げるが、私は貴方に、この道場の後継者になって貰いたい、と思っているのです、御存じだろうが、藩侯が御在国のときは、お手直しに城中へあがる、その役も、しぜんいつかは貴方