Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

でんきばと

電気鳩

海野 十三

Lisez 電気鳩 (でんきばと) de 海野 十三 (うんのじゅうざ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 25 465 caractères · 52 écrans

Aozora Bunko

さあたいへんです。

「だれだっ」

あやしい男たちは、いっせいにたって、高一のかくれていた方へむかってきました。高一はあぶなくなりました。マルは一生けんめいで、ほえています。

いまはこれまでとおもい、高一はそのすきに紙きれに、はしりがきをすると、腰にさげていた伝書鳩のあしにつけ、ぱっとはなしました。鳩は、くらやみのほら穴をぬけておもてへとびます。だが、つづいてとび出したのは、おそろしい電気鳩!

つがいの鳩

ほら穴の中の、おそろしいかくとうをあとにして、高一の手紙をもった伝書鳩第一号は、さっとおもてへとびだしました。

くわっくわっと鉄のくちばしをならしながら、そのあとをおいかけるのは、おそろしい電気鳩です。

伝書鳩第一号も、前に電気鳩にひどい目にあっていたので、わざと森や林の中をぬけたり、きゅうに下にまいおりたりなどして、一生けんめいににげて行きました。

しかし、おそろしい電気鳩のくちばしをのがれることはできず、つばさはきずつけられ、羽根はぬけ、一方の目はつきやぶられてしまいました。それでも、伝書鳩第一号はがまんをして、とうとう自分の鳩舎にたどりつきました。