Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
せいねん
青年
Lisez 青年 (せいねん) de Mori Ōgai (森 鴎外) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 123 670 caractères · 246 écrans
「瀬戸も来ていますかしらん」
「いたようでしたよ」
「これ程立派な劇場ですから、foyer とでも云ったような散歩場も出来ているでしょうね」
「出来ていないのですよ。先ずこの廊下あたりがフォアイエエになっている。広い場所があっちにあるが、食堂になっているのです。日本人は歩いたり話したりするよりは、飲食をする方を好くから、食堂を広く取るようになるのでしょう」
純一の左の方にいた令嬢二人が、手を繋ぎ合って、頻りに話しながら通って行った。その外種々な人の通る中で、大村がおりおりあれは誰だと教えてくれるのである。
それから純一は、大村と話しながら、食堂の入口まで歩いて行って、おもちゃ店のあるあたりに暫く立ち留まって、食堂に出入する人を眺めていると、ベルが鳴った。
純一が大村に別れて、階段を降りて、自分の席へ行くとき、腰掛の列の間の狭い道で人に押されていると、又 parfum の香がする。振り返って見て、坂井の奥さんの謎の目に出合った。
雪の門口の幕が開く。ヴィルトン夫人に娘を連れて行かれた、不遇の楽天詩人たる書記は、銀の鈴を鳴らして行く橇に跳飛ばされて、足に怪我をしながらも、尚娘の前途を祝福して、寂しい家の燈の下に泣いている妻を慰めに帰って行く。