Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lisez 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) de 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.
N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 148 224 caractères · 297 écrans
」
「そりゃ、へんだぞ。ぼくは電話をかけろと、命令したおぼえはない。」
中村警部が、びっくりして、どなりました。
「で、その巡査は、手になにか持ってなかったかね。」
明智がたずねますと、警官はうなずいて、
「持ってました。なんだか、ふろしきづつみのようなものを、わきの下にはさんでいました。」
「わかった。そいつが二十面相だよ。」
明智がしずかにいいました。
「エッ、その警官が二十面相だって?」
中村警部が、びっくりして聞きかえします。
「うん、そうだよ。そのほかに考えようがない。あいつは、こんなときの用意に、警官の制服を手に入れて、トンネルの中のどこかへ、かくしておいたのだ。
さっき、ぼくの懐中電灯をたたき落としたのも、あいつにちがいない。まっ暗になって、みんなが、どうし打ちをやっているすきに、あいつはガウンをぬいで、警官の服にきかえたのだ。そしてガウンをまるめて、ふろしきづつみのようにして、こわきにかかえ、なにくわぬ顔で、出ていったのだ。
二十人からの警官がきているのだから、みんな顔見知りとはかぎらない。制服をきて警官の帽子をかぶっていれば、仲間だと思ってしまう。