Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

だまされたむすめとちょうのはなし

だまされた娘とちょうの話

小川 未明

Lisez だまされた娘とちょうの話 (だまされたむすめとちょうのはなし) de 小川 未明 (おがわみめい) en japonais avec furigana. JLPT N3. Touchez un mot pour le sens.

N3 · intermédiaire · kanji et kana modernes · 4 555 caractères · 9 écrans

Aozora Bunko

弟妹の多い、貧しい家に育ったお竹は、大きくなると、よそに出て働かなければなりませんでした。

日ごろ、親しくした、近所のおじいさんは、かの女に向かって、

「おまえさんは、やさしいし、正直であるし、それに、子供が好きだから、どこへいってもかわいがられるだろう。うらおもてがあったり、じゃけんだったりすると、きらわれて出世の見込みがないものだ。東京へいったら、からだを大事にして、よく働きなさい。」と、希望のある言葉を与えてくれました。

方々で桜の花の咲きはじめたころでした。お竹は、故郷に別れを告げたのであります。

もう、こちらへきてから、だいぶ日数がたちました。かの女は、朝早く起きると、食事の仕度をし、それが終わると、主人のくつをみがき、また縁側をふいたりするのでした。

奥さまのへやには、大きな鏡がおいてありました。そうじをするときには、自分の姿が、その氷のように冷たく光るガラスの面にうつるので、つい知らず、手を頭へやって、髪形を直したのです。

あちらで、それを見た奥さまは、女はだれでも、鏡があれば、しぜんに自分の姿を写して見るのが、本能ということを知らなそうに、